Keywords用語解説

神殺し

#10

世界各地の伝承の多くに「神」と称される上位存在は描かれ、
その死にまつわる逸話もまた、数多く描かれている。

パヴァリア光明結社が手に入れんと画策する
「神の力」への対抗策として話題にのぼるものの詳細は不明。

第2話において、
「神の力」の試作挑戦体である
「ヨナルデパズトーリ」の無敵性を覆したところから、
響が纏うガングニールに期待を寄せるマリアであったが、
翼も語るように、
一般に知られる限りではガングニールにそのような逸話・特性は希薄である。

メカニズムを紐解くカギは、
やはり、前大戦期のドイツ軍機密にあると推察されるが、
持ち帰ったバルベルデドキュメントも、
風鳴機関が保有してきた資料も、すでに灰燼と成り果てている。

優生学の最果てにドイツ軍が求めた「神の死にまつわる力」と、
研究を目的にドイツよりもたらされた聖遺物「撃槍・ガングニール」。

ガングニールそのものではなく、
この二つを繋ぐ見えざる「何か」こそが、「神殺し」であるか、それとも――

#11

正確には、
立花 響でもなく、ガングニールでもなく、
立花 響が身に纏うガングニールに数千年に渡って積層し、
その在り方すらも捻じ曲げた想念。コトバノチカラ。

シンフォギアのようなウタノチカラではなく、
「哲学兵装」とカテゴライズされる。

神性が備える不死の概念を突き破るばかりか、
「繋ぎ束ねる」という立花 響のアームドギアの特性によって、
すべての並行世界に存在する対象を、まったく同じタイミングで打撃。
生贄に肩代わりさせることすらも許さない、無慈悲な槍の穂先と研ぎ澄まされている。

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