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EPISODE 06決死圏からの浮上

錬金思想の最果てか、それとも遠い日の屈辱を雪ぐためか。
完全を希求するサンジェルマンは、巨大アルカ・ノイズを伴って強襲してくる。

装者連携による対応で、あっけないほど脆く崩れる巨大アルカ・ノイズ。
だがそれは罠。分裂した個体がそれぞれに侵攻する分断作戦であった。

LiNKER完成のために足りない最後の欠片、シンフォギアが繋がる脳領域を探るべく、
残された電気信号痕を観測するマリアとエルフナインは、
昏い世界の奥底で、懐かしくも忌まわしい声に翻弄されるのであった。

限りなく続くアルカ・ノイズとの戦いに、徐々に疲弊していく装者たち。
親友・未来に迫る危機に際して正義の選択を迫られた響は、
選ぶのではなく、すべてに対してこの手を伸ばそうと、封殺された抜剣を試みる。

一方、仮想に形成された深層意識内で、マリアは自分の記憶を客観視する。
子供の頃よりも、少しだけ高く広くなった世界に立つことで見えてくる事実。

そう。ウェル博士はいつだって、はぐらかす事なくハッキリと伝えてきたのだ。