Keywords用語解説

ラピス・フィロソフィカス

#04

錬金技術の秘奥。
賢者の石とも呼称される赤き輝き。

古来より、錬金術師たちが追い求めてきた技術体系の到達点であり、
同時にその中間地点でもある。

聖遺物同様に高質量のエネルギーソースとなりうるが、
ラピス・フィロソフィカスは聖遺物ではなく、
現代の錬金術師が有する最新叡智の結晶体である。

#05

物質の変成を促す作用の他、万能薬としての一面も備え、
病を初めとするあらゆる不浄を焼き尽くすとも伝えられている。

事実。
シンフォギアの決戦仕様であるイグナイトモジュールのコアとなる
呪われた魔剣ダインスレイフに対して強力に作用し、
強制的に引き剥がすことで通常稼働のシンフォギアへとリセットすばかりか、
装者にはその負荷をダメージとして与えるという効果を発揮。

まさに天敵として牙を剥くのであった。

錬金思想の到達点として古くから語られており、
ギリシャとエジプトにまたがって興ったヘレニズム文明期に
アウグレルスによって書かれた錬金術書「クリソポエイア」においては、
「一にして全なるモノ」とも記されている。

「一にして全なるモノ」とは、
汎神論的世界観を示すクセノファネスの言葉においては、
神を意味する表現でもあり、
まさに錬金術師たちが希求してやまない「完全」そのものである。

現時点で最高純度の輝きを誇る三つのラピス・フィロソフィカスは、
ファウストローブと新生して
サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティを強固に鎧うのであった。

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